勉強嫌いの人でもわかるワイングラスバカラ入門

【オールド・バカラ】　蜂の巣か鱗のようなカットの、白ワインサイズの円筒形のワイングラス

Item Number 6

パリ郊外の骨董市で見つけてきました、オールド・バカラのワイングラスです。

20世紀初頭に製造されたBaccaratの"5777"のデザインナンバーの作品です。

　同じ5777デザインナンバーの他のカップの形状の作品で、Richelieu（リシュリュー）という作品もあります。

　こちらの作品は円筒形のカップ部なので、"Cylindrique"(円筒形）の名前もついています。

　この作品を明確に示すのにはCylindriqueの5777、ということになります。

　1936年より以前のものなので、刻印はありません。

蜂の巣か鱗のように六角形が連なるようにカットされた作品。

　光を通すととても模様が綺麗に輝きます。

　この大きさですと、白ワイン向きですね。

　1907年から1936年ころに製作された作品です。

素晴らしい状態の作品で、微細なスクラッチこそありますがキズ・欠けのない状態です。

　フット部に気泡がありますが、古いもの特有ですので欠点とはみなしません。

　とても良いクリスタルガラスで、指で弾くととても良い音が響きます。

メーカーBaccarat 種類ワイングラスデザイン5777 状態Excellent サイズワイングラス直径5．7　高さ12．5精緻なカットやエッチング、グラヴュールや被せガラスなど絢爛豪華な美しい装飾を施したフランスのガラス工芸。

こちらでは、バカラやサンルイ、ラリックやサビノ、クリスタルガラスではないですが、ガレやドーム、といった作品を紹介いたします。